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神戸ミホ
中学受験の旅2025
組分けテストは試験範囲があり、その学力習熟度を確認する良い機会です。
しかし、高学年になると、成績によって授業を受けるクラスが変わり、昇降に伴い子供ながら彼、彼女らのプライドも相まって、悲喜交々が繰り返されます。
もちろん良い成績を目指し勉強をすることにより、その結果として一つでもクラスが上がれば、努力と成果がつながりを実感します。
我が家は組分けの昇降を経験した今、出来るだけクラスの上がり下がりに左右されないメンタルと絶え間ない努力が重要であると考えます。その意味するところは、クラスが上がったらその日だけは大いに喜び、下がった時は目標とするクラスの層が出来てたけれども自分ができない問題ができるようにすると言う考えです。
スタートからしばらくは、クラスアップに向けて勉強することを通じて学習のサイクルができるので、テストに集中することに大きな意義があると思います。この段階では、テストに向けた勉強を一人ではできないので、保護者はスケジュール管理や、社会や理科、漢字・語句などの暗記の手伝いといった保護者によるサポートが必要です。
しかししばらくすると、「組分けテスト範囲外の既習分野復習」や「先取り」など、戦略上、必要な学習も重要です。どうしても、組分けテストの点数を上げたいためそこに集中しがちですが、こんな組分け範囲外の調整こそ全体を俯瞰して物事を見ることができる保護者の出番ではないでしょうか。
この心境に辿り着くまで1年半をかかりました。