5年後半は最も忙しいは本当?
神戸ミホ
中学受験の旅2025
低学年の時に中学受験準備に何をしたら良いのかについては、人によって意見が異なります。
しかし、中学受験での算数の重要性について疑う人はいないと思います。
そして、子供の成熟度に関わらず低学年でやっておいた方が良いのが”計算”です。
実際、4年生になるとカリキュラムに沿った学習が目白押しとなり、計算を基礎から理解して(分数、小数なども)、漢字の学習をする時間がなかなか確保できません。
公文、ドリルなどの方法で、6年生までの基礎的な計算については4年になるまでに(小学校のカレンダーでは3年1月)一通りできるようになっておくことが、進学塾の算数の学習をスムーズに移行させるために重要と考えます。
我が家は低学年から通塾していましたが、計算の大幅な先取りは自宅で行いました。これにより4年生からは、予習シリーズ算数に集中することができました。
また付け加えですが、低学年の通塾では、算数の基礎的な内容のほか4年生以降の学習を見据えた図の書き方や数え上げなどの基本的な技術についても習ったことが良かったと感じています。やはりこの領域は、先生方はプロで楽しく学んでいました。(この問題文の聞いていることを図に変換できることが、後々、複雑な問題を考えるときにすごく効いてきます。)