低学年のタブレット学習のメリット
神戸ミホ
中学受験の旅2025
慶應義塾高が夏の全国高校野球で優勝しました。今日の昼・午後の番組でも、長時間を使って試合を振り返っていました。その中でも紹介されていましたが、前回の優勝が107年前とのことで、このことからも同校野球部の歴史と伝統をうかがい知ることができます。
しかし、今回、話題になっているのは、このように長い歴史もちながらそれに囚われず、時代に即したチーム作りをしていることです。また、チームメンバーも従来からの慣習を乗り越えて歴史の新しいページを作ろうとしていることに、すがすがしさを感じているのではないかと思います。
これは高校野球の持つイメージ、「青春」、「ひたむきな努力」、「根性」などへの共感とは大きく異なるものです。
きっと、現在、日本社会の閉塞感にも大いに関係しているのではないでしょうか。日本の社会や経済も成熟期のピークを過ぎて、綻びが目立ち始めていることを多くの人が感じているところであり、ブレイクスルーを多くの人が求めている気持ちが、慶應に縁がない人であっても応援したくなる気持ちにさせるのではないかと思います。