幼少期には多くを鉄道を通じて学んだ
赤ちゃんの時から子供はアンパンマンが大好きです。
その後、男の子は鉄道、車、戦隊モノなどに興味がわかれ、それらに多くの時間を費やします。
我が家は、新幹線や特急列車にハマり、明けても暮れてもE5系新幹線、特急”あずさ”・・・とうなされていました。
朝早くから新幹線を題材にしたアニメ(シンカリオン)を食い入るように見ていました。プラレールもどれだけ買ったことか・・・。また、子供向け鉄道雑誌や鉄道小説も擦り切れる位、毎日、読み込んでいました。実際に本物の電車を見るために、ターミナル駅で何時間も過ごすことも当時の週末ルーチンでした。(完全に子供鉄オタです)
また、さいたま市にある鉄道博物館 (https://www.railway-museum.jp/) は我が子にとっては聖地でした。新幹線の実物を始めとする36両の車両展示、屋上で大宮駅付近のパノラマデッキ、お土産エリアと興味の嵐でした。
そして、鉄道を通じてで電車の装備だけではなく、全国各地の駅名を覚えることにより日本地理にも強くなりました。特急列車名には沿線の地名や自然などにちなんだものが多く(こまち、ひたち、くろしお、リゾート白神)、知らず知らずのうちに社会の学力がつきました。
また鉄道雑誌や小説を通じて、濃厚に活字に触れ国語力もついたと思います。(子供向けの絵本や小説なども買い与えましたが、ほとんど興味を持ちませんでしたが・・・。)
高学年になった、今、興味が好奇心を育て学びになるということを確信しています。
今中学受験準備のカリキュラムはタフです。でも、何かに興味を持って夢中になった経験が、国語の問題文を読んで面白かった、算数のむずしい問題が解けて嬉しいといったことに繋がっていくのではないかと思い、さらにそれが中学以降の将来の学びや生活に重要な意味を持つのではないかと思います。
今日、お伝えしたいのは、幼児・低学年の子供が何かに興味を持ったらそれを最大限利用して興味・好奇心の芽を育て、それを徹底することにより4科の能力を潜在的に鍛えるということです。
おもちゃだけではなく、実物を見て(怪獣ショーでも良いのです)、書籍(絵本・雑誌・子供向けノベル等)、博物館などあらゆる関係したものを漁り、子供と興味の対象について議論、子供に話てもらったり、子供が意見・感想を聞くことを通じてあらゆる能力を伸ばすことができます。
興味・好奇心を育てることは、対象こそ異なるかもしれませんが、”中高のクラブ活動”、”大学での学び”、”仕事”などにも通じるものがありますね。